『10年以上のキャリアを持つ介護福祉士を常勤換算で約20万人と推計。 彼らにひと月8万円、年間で96万円を支払うとすると、毎年おおむね2000億円の事業費が必要になる』 ざっくりとこのような感じで、予算だけ…...
介護保険 記事一覧
なぜ介護ビジネスは中小企業ばかりなのか
『なぜ介護業界は寡占化が進まないのか。ひとつの理由は参入が容易だからだ。』 現状、売上のほとんど部分は、介護保険報酬で、ある意味確保されているともいえます。 ただ、規模の大きな企業が、効率化などを行ってきた…...
2万8233人の新ケアマネが誕生! 合格率は21.5%
『受験した13万1560人のうち2万8233人が合格。』 介護が必要となった際に、まず相談するのは、ケアマネということが多いと思います。 医療・介護の連携の中で、ケアマネが関係者を巻き込んでい…...
介護報酬上げ0.5%台前半で調整 6年ぶりプラス改定
『職員確保のため、賃金に回す資金を多くしたことも経営を圧迫した。』 運営企業の平均利益率を見ているようですが、大規模の方が、おそらく経営効率は高く、 利益率は高いのだと思います。 今後、介護の…...
集合住宅併設の事業所だけのケアプラン、基準見直しで規制強化へ 厚労省方針
『報酬の50%をカットするペナルティ(運営基準減算)を適用する計画』 『同一・隣接の建物だけでなく地域の利用者にもサービスを提供しなければいけない』 たしかに、囲い込みにより、介護保険を上限まで使うことが目…...
「2025年問題」の誤解 高齢化社会
『2025年というのは、団塊の世代が75歳を超える年を指します。』 『65~74歳までで要介護となっている人の割合は3%程度』 確かに、高齢化は進みますが、介護が必要となるのは、もう少し先となりそうです。 …...
財政審、介護報酬のマイナス改定を要求 「適正化は必須」
『「事業者の利益率は訪問介護や通所介護などで比較的高い水準」と指摘』 自立介護支援のポリシーに沿った加算・減算は、方針の統一のためにも必要だと思います。 財政面の危惧もあり、マイナス改定ありき…...
2018年度 同時報酬改定 ワースト大阪、予防・体操に注力 要介護率、地域差大きく
『65歳以上の高齢者1人当たりの年間の介護費用も発表。大阪府はこちらも最多の31万9000円だった。』 要介護認定が高い=ワースト というのは、どうかとは思いますが、 健康を長く維持するための生活や、サポー…...
要介護度の改善で交付金 通所やケアマネの取り組みも指標に
『前向きに努力したり結果を出したりした自治体にリターンとして交付金を出す』 『右肩上がりの給付費をできるだけ抑制する狙い』 自立支援を目的とする中で、改善に対してお金が出ることは、行政・企業のベクトルが 一…...
入居者囲い過剰介護…サービス付き住宅に批判も
『併設の介護事業所を必ず利用するよう求められた』 利用者にとって、同じ負担額で、サービスを受けれることは良いですし、 現場のスタッフにとっても、勧めやすいことだと思います。 一方で、ケアの公平性や、介護資金…...
30年度介護報酬改定、小幅引き上げへ 事業所の人件費増に対応
『人手不足による人件費増などで介護保険サービス事業所の経営が悪化していることに対応する』 人件費増への対応で、実質負担が増えている分をカバーできることは、 取り急ぎの経営不安が解消され、安心感につながります…...
なぜヘルパーは”介護食”しか作れないのか
『自治体ごとに実施できること、できないことの相違が生じているケースが少なくない。』 東京都豊島区で、混合介護の実験導入がされますが、確かに、自治体ごとの相違が 大きいため、その基準を統一していくことは必要で…...
地域区分、納得してる!? 東京で見直しを求める声 署名活動も
『地域の特性をうまく反映していない制度が経営を圧迫し、 介護職員の処遇改善をさらに難しくしていると訴えている。』 確かに、人件費率も一律の基準で計算し、地域区分の単価も、 実態とは離れていると思います。 た…...
財務省、介護報酬のマイナス改定を要求 訪問・通所の回数上限や総量規制も
『今年度の「処遇改善加算」の拡充が保険料を押し上げることなどを例にあげ、 「来年度はマイナス改定が必要」と主張。』 財務省としては、支出を抑制しようとする動きがあるのは当たり前だと思います。 ただ、業界的に…...
介護職員の処遇改善、焦点は手法と規模 厚労相「財源確保、実現に努める」
『介護業界の関係者の間では、介護職員の「処遇改善加算」を増やす一方で 基本報酬を減らす手法への批判が根強い。』 処遇改善加算で職員の給与を上乗せし、人材不足を解消していく施策ではありますが、 介護報酬が減っ…...
混合介護 生活援助の基準緩和によって何が生じるか
『豊島区のモデル事業では、まずは訪問介護を中心に2018年8月からスタート』 混合介護については、まだまだグレーゾーンが多くあり、モデル事業において、 どういった課題が出てくるのか、興味があります。 &nb…...
処遇改善、給付抑制、規制緩和… 投票日間近!! 介護分野の論点は何か!?
『介護の分野でも3極の立場はそれぞれ異なります。』 今週末22日の投開票日まで残りわずかになりました。 介護業界にとっては、介護報酬等の政策が、業界の将来を左右します。 まだまだ、試行錯誤を続…...
介護業界 まだ登場していない大手の新規参入により、業界の地図がガラッと変わる可能性も
『規模の小さいところが吸収される形の統廃合がさらに加速していく』 介護保険のマイナス改定や、人材不足など、環境的により厳しい将来を予測すると、 本業とのシナジーのある大手企業などが、今後、業界を席巻していく…...