今日の日経新聞の朝刊に、「22年春の大卒採用4.4%増」 との記載がありました。
業界では、電機が10.8%増を計画し、電子部品は13.8%増となります。
業界的にも、中途採用の状況を考えると、ちょっとびっくりしました。
主に、以下の理由とのこと。
・デジタル化や脱・炭素に関わる事業領域の人材の獲得
・世代偏り回避へ一定数の採用
ビジネスのスピードが速くなり、将来、どんなビジネスがヒットするのか
以前より予想が難しくなる中で、即戦力の割合は増えていくのは必然かと
思っています。
電機メーカー等は、ビジネスサイクルの長さや、
良い製品を作るため、色んな部門を経験してもらい、
長い時間をかけて幹部候補を育てます。
IT業界のスペシャリスト志向とは、異なるものがあります。
そういった点から、新卒採用がメインになりやすい側面はあると思いますが、
実際に、これから育成にかかる20年くらいの間で、新卒で採用した幹部候補生が
どのくらい残るのか。
また、ビジネスの変化、業界の区別がなくなってきていることなども鑑み、
新卒・中途の採用バランスを改めて見直す必要があるのではないでしょうか。
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