令和の時代には「非正規社員」という言葉は死語になるのか。

いつも雇用形態の話をすると、正社員・契約社員、派遣社員・・・等々が、

格付けのように語られている気がしてしまいます。

業務のアウトプットより、誰がしたのか?が、重要な時代が続いてきました。

 

ただ、転職も頻繁になっている現状において、「正社員」だから長期雇用が前提で、

企業内で育てていく人材なのかといわれると、

個人はキャりアップ・プロフェッショナル化を求め、

企業は新ビジネスにフィットする人材を求める中で

昔ながらの価値観だけでは語れなくなってきました。

 

国作りや生活環境を考えると、個人の雇用が不安定だと、

生活・将来への不安から、住みにくい・生きにくいと感じてしまいます。

 

そういった意味で、正社員、派遣社員という議論ではなく、

「同一賃金・同一報酬」をベースに、だれもが報われる仕掛け

が大事なのだと感じます。

 

“頑張れば雇用が安定し、評価される”ということの実現も、

長期雇用・雇用形態による役割を前提にした人事制度が運営される中で、

採用・評価など大きく混乱すると思います。

ただ、そろそろ大きな変化のタイミングに来ているのではないでしょうか。

 

死語になるか「非正規社員」【2020年を占う・雇用】

 

 

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