『ジョブ型雇用』で、何がかわる?

リモートワークでの働き方が増えるに伴い、
“人事評価“や、”労働時間管理“が、難しくなってきました。

そういった課題の解決の一助として、「ジョブ型雇用」という言葉を
目にすることが多くなっています。

「ジョブ型雇用」とは、各職務の内容を、職務記述書に明記して、
その内容で、雇用していく仕組みです。

転職市場は、以前より「ジョブ型」での採用基準となっています。
具体的には、そのポジションにあったスキル・経験がないと、不採用となります。
基本、即戦力を求められます。

一方、新卒入社で入社した場合には、ゼネラリスト育成の方針のもとで、
そのポジションに見合ったスキル・経験がなくても、その人の持つ能力を評価してきました。
プロの仕事が出来なくても、将来に向けた幹部の育成や、キャリア構築が出来れば
良しとしてきたわけです。

ただ、「ジョブ型」の流れの中では、“どの職種において自分がプロであるか”が問われます。

プロとしての仕事を求められる、厳しい環境ともいえますが、違った目線でいけば、
そのポジションに見合ったスキル・経験を持っていれば、だれにでもチャンスはある!ということ。

ジョブ型雇用が推進され、働くことへの価値観も変わりつつある中、
「学歴」や「年齢」の要素は、これまでより低くなってくることが想定されます。

例えば、以下のような方にとっては、これまで以上にチャンスがあります
・シニアでも、その道のプロとしてのスキル・経験がある
・学歴が低くても、十分なスキル・知識を身につけている

自身の努力が、報われやすい環境になるものと思います。

現状、『ジョブ型雇用』は、人事評価を行うためを主目的としていますが、
今後の雇用・人事制度の大きな変革の、はじめの一歩と考えるべきだと思います。

 

株式会社オーシャン

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