介護保険を使う

◇介護を続けるには、介護保険の利用が必須

◇要介護・要支援のサービスは、支給限度内であれば、利用料の1割負担

◇様々なサービスをうまく組み合わせて利用しよう

病気などによって、「日常生活の動作(ADL)」に支障が見られるようになったら、介護保険の申請を考えましょう。
配偶者など、一番近い家族が、ひとりで介護を続けることがありますが、介護中心の生活となることで、外部との交流が減ったり、自分の時間がなくなり、「介護うつ」などに追い込まれることもあります。外部の力を借りて、生活をしていくことを考えましょう。

介護保険制度の基本

  • 「要介護」・「要支援」の認定を受けたものは、利用料金の1割負担で介護(予防)サービスを受けることができる
  • 介護サービスは、市区町村に申請し、認定を受ける必要がある
  • 居宅サービスや、施設サービスなど様々なサービスを受けることができる

要介護・要支援の目安と支給限度額

在宅介護サービス 「特定施設入居者生活介護」の指定施設
区分 本人の状態 支給限度額(月額)
(自己負担は、下記の1割)
支給限度額(月額)
(自己負担は、下記の1割)
非該当(自立) 自立と判断され、介護保険のサービスは受けられない。 なし なし
要支援1 基本的な日常生活の能力はあるが、身の回りの世話に一部介助が必要。 5,003単位
(50,030円)
5,370単位
(53,700円)
要支援2 立ち上がりや歩行などがやや不安定で、排泄、入浴などで一部介助が必要。 10,473単位
(104,730円)
9,240単位
(92,400円)
要介護1 立ち上がりや歩行が不安定。排泄、入浴などで部分的な介助が必要。 16,692単位
(166,920円)
15,990単位
(159,900円)
要介護2 立ち上がりや歩行などが自力では困難。排泄、入浴、衣類の着脱などで介助が必要。 19,616単位
(196,160円)
17,910単位
(179,100円)
要介護3 立ち上がりや歩行などが自力で出来ない。排泄、入浴、衣類の着脱などで全体的な介助が必要。 26,931単位
(269,310円)
19,980単位
(199,800円)
要介護4 排泄、入浴、衣類の着脱などの日常生活に全体的に介助が必要。 30,806単位
(308,060円)
21,900単位
(219,000円)
要介護5 日常生活全般に全体的な介助が必要。問題行動などが見られ、意思の疎通が困難。 36,065単位
(360,650円)
23,940単位
(239,400円)

1単位というのは10円が原則になっていますが、地域やサービスの種類によって11.40円まで幅があります。上記は10円で計算しています。