トラブルに気をつける

実際に入居してみると、慎重に選んだ場合でも、何らかの事情ですぐに退去となったり、思ったサービスを受けられない場合があります。

◇契約から90日以内であれば、入居金が全額戻る

◇契約時に、「短期解約特例」・「クーリング・オフ」について確認する

◇運営会社の倒産リスク

◇老人ホーム側の意見も聞き、冷静に話し合う

◇日ごろから家族の存在を印象付けて、コミュニケーションをとる

トラブル事例

事例1:入居一時金

原因
高額な入居一時金を支払ったにも関わらず、入院などを経て医療依存度が高くなると、老人ホーム側から退去を迫ってくることがあります。その際、一時金の返還で、トラブルが起こりやすくなります。
ポイント
一時金の償却年数や退去時いくら返ってくるのかあらかじめ確認しておきましょう。また、初期償却費は、戻ってこないと心得てください。

事例2:月額費用

原因
管理費、食費、上乗せ介護費用、介護保険の一割負担額以外にも、オムツ代、その他日用品、理容代、レクレーション参加料など、費用がかかります。
ポイント
老人ホームによって、月額費用の内訳が異なるため、それらを把握しておく必要があります。資金面でも安心して暮らすためにも、きちんと内訳を確認して、総額を自身で想定してください。

事例3:途中退去

原因
高齢者となると病気による、長期入院を余儀なくされるケースが多くあります。介護施設で病院と同レベルの医療サービスを提供することはできません。施設側としては、居住していただくことへのリスクや、入院で不在のため入居費用が入ってこない場合に退去を迫る場合があります。
ポイント
施設見学の際には退去の条件となるところを確認するようにしましょう。途中退去の条件は「重要事項説明書」と「契約書」に記載されているのでしっかりと説明を受け理解しておきましょう。実際に過去にあった退去事例を聞くのも効果的です。

事例4:必要以上の介護

原因
個々の介護状態に合わせてケアするよりも、すべてスタッフが介護を行ったほうが時間も手間も省けることが多くあります。老人ホーム側としては、作業効率がよく、手間がかかったことによって介護報酬も高くなるというトラブルもトラブルも防げる。
ポイント
本人が自分自身でやらなくなることで、体の衰退に繋がってしまいます。入居者に合った介護サービスが提供されているのか見学の際に確認しておきましょう。