『認知症ケアにとって最も重要な本人の日々の暮らしを支える視点が抜け落ちているようだ。』 介護保険の財源の問題から、無駄をなくすため、いろいろと上限がついたり、 例外事項での事務処理等が必要となるのは、やむを…...
介護保険 記事一覧
2018年度は転換期!在宅支援機能を問われる老健の役割とは?
『2018年度の介護報酬改訂では、加算の算定要件に幅を持たせているという特徴があります』 老健は、「在宅復帰」・「在宅支援」という点で、国が掲げるポリシーにおいて、 非常に重要な施設です。 2…...
日本式介護は本当に実現できる?
『自立を目指すためのケアプラン』 日本では、家族による介護、病院・施設での看取りというのが、社会の認識として まだあるのかと思います。 人口構成、ライフスタイルを考えても、家族での介護の体制は…...
新研修で生活援助の担い手は集まらない。税金と労力の無駄遣い
『色々と研修を林立させるのはやめて、より多くの人が初任者研修を受けられる環境を用意すべき』 給与については、サービス提供としての需給のバランス(人員不足なら高い)および、 仕事の付加価値(付加価値が高ければ…...
たまには自宅へ 特養の入所者を支援 訪問サービスの提供で1日560単位
『入所者が自宅に泊まる際に、施設の職員が現地へ行って支援したり在宅サービスを 手配したりすれば、毎日の報酬に代わって一定の対価を得られるようにする』 入居者にとっては、自宅に帰りやすい環境が出来ます。 &n…...
グループホーム、退院支援を評価へ 入院中の関与や再入居の準備で1日246単位
『入居者がいない間も一定の報酬が得られる仕組みを新たに導入することに決めた。』 医療・介護の連携のため、ある意味タダ働きとなっている連携のコミュニケーションに対して 報酬が出ることになります。 …...
高齢社会でも介護業界が儲からないワケ──倒産件数が過去最多を更新
『制度的な縛りもあり、各事業者が企業努力で利用者を増やして儲けるということが非常にしずらい』 介護というサービスの特性上、国としてセーフティネットを準備し、 国民が安心して暮らせる仕組みを作ることは、大切で…...
信頼できるケアマネを見分ける5ポイント
『よく話も聞かずに「要介護度3ならこのプラン」と決めてかかる人もいる。』 身体状態だけでなく、家族の介護体制など、いかに状況を把握し、 長期に渡って、関連人物を巻き込みながらサポートしていけるのか。 ケアマ…...
訪問介護のサ責、ルール厳格化 2級ヘルパー廃止 ケアマネとの連携促進も
『自らの事業所のサービスを優先させる目的で不当な働きかけをしてはいけない』 いろいろな課題が、明文化され、ルールとなります。 資格による業務の整備や、企業内での顧客の囲い込みを防ぐこと等が対象です。 &nb…...
新介護報酬で介護現場に「医療の介入」が高まることへの懸念
『普段の生活を重視する「介護」と、老化を逆行させて回復を目指す「医療」との間には、 深い溝がありそうだ。』 ”自立支援”を目的に、介護領域に医療が、これまで以上に深く浸透してくることになります。 そういった…...
軽介護、運営難100自治体 人手不足、大手撤退相次ぎ
『自治体の財政事情で報酬が移行前より安く、撤退が相次ぐ要因』 軽度の「要支援1、2」を対象にした訪問介護と通所介護(デイサービス)が、 各自治体の事業となったことで、差が出てきているようです。 …...
医療・介護30年度報酬改定 どうなる?介護サービス
『そもそも、介護サービスの選択では、どういう状態の人が、どんなサービスを使ったら、 どうなるのか、データが不足している』 まだまだ介護の歴史が浅い中で、要介護度の改善での加算インセンティブがつくことで、 あ…...
介護インセンティブによる仕事の評価
『介護度が重くならないようにと、現状キープが最大の目標になっている人の方が多い』 ”介護度が改善すると介護報酬が減ってしまう”という状態が緩和されることは、 現状から、一歩前進だと思います。 …...
ドイツの介護保険改革、軽度者重視で成果 日本と真逆
「予防重視は結果的に費用抑制になる」 「給付拡大は給与アップになり、労働力確保につながっている」 多くの方が、平均寿命よりも、健康寿命を長くすることを求めていると思います。 そういった点で、予防に力を入れる…...
なぜ介護ヘルパーは汚い窓を拭かないのか
『自分でできるのにラクをしたいからヘルパーを使う』 自費でのサービスと、介護保険が使えるサービスの分けは、 利用者からはわかりにくい分、現場で働いている方は、ジレンマを感じると思います。 公共…...
今改定で現場の「人」は守れるか? 2018年度の介護報酬
『机上で「メリハリ」をつけようとすれば、現場には必ず「ひずみ」が生じます。』 ”地域包括ケアシステムの推進(中重度者対応等のさらなる強化)”や、”自立支援”を 推進するため、報酬加算にメリハリがついてきます…...
自立支援のインセンティブ交付金、来年度のスケールは200億円 政府予算案
『「頑張ったところが報われる仕掛け」によって自治体の保険者機能を強化し、 介護保険の持続性を高めていく狙い』 インセンティブ自体は、政府と民間のベクトルが合致するため、とても良い仕組みだと思います。 &nb…...
介護の書類、2020年代初頭までに半減 ケアプランAIの実用化も後押し 政府計画
『ケアプランの作成を補助する人工知能(AI)の実用化を後押ししていく』 『自治体の取り組みを客観的に評価する指標を作り、相対的によい成果をあげたところに 交付金を出す』 ”効率化”と”自立支援・重度化防止イ…...